モロッコ産の〔バナジナイト原石(褐鉛鉱)〕が入荷しました。
バナジナイトを構成する主な元素は「バナジウム」
硬度が低く壊れやすい為、天然石ビーズやアクセサリーとしては流通しませんが、その美しい姿からコレクションアイテムとして人気の高い鉱物です。
特にモロッコ産のバナジナイトは輝きが非常に美しく、こちらは白い部分のバライト(重晶石)とキラキラ可愛いオレンジ色のバナジナイトのバランスが可愛い個体になります。
【英名】バナジナイト/vanadinite
【和名】褐鉛鉱(かつえんこう)/バナジン鉛鉱(ばなじんえんこう)
【組成】Pb5(VO4)3Cl
【結晶系】六方晶系
【硬度】2.5~3.0程度
【産地】モロッコ産
【重量】54g
【size】61mm×34mm×18mm(最大値)
【石言葉】
・心の平穏
・静寂
《北欧神話とバナジナイトの関係》
北欧神話における女神の中に〝フレイヤ〟と呼ばれる月の女神がおりました。
ニョルズ(海神)を父に持ち、兄・フレイと共に豊穣神としてアース神族の最重要神でもありました。
美・愛・若さ・健康・富・豊穣・戦い・魔法・・・
そして死(※生と表裏一体と言う意味で)を守護する、北欧神話の太母と言われています。
非常に美しい女性の姿をしており、女性の美徳と悪徳を全て内包し、
自由奔放な性格で欲望のまま行動し、特に性的には些か奔放な女神であったそうです。
夫であるオーディンが長旅に出た時、彼女もまた夫を追って9つの世界を駆け巡った。
彼を想って流した涙は、黄金と琥珀に変化した事から、
フレイヤは「鉱石と宝石の守護神」とも呼ばれている。
旅の先々で名前を変えたが、そのひとつに〝ヴァナディース〟がある。
(※豊穣の神々ヴァン(ヴァナ)族のディース(女神)の意味)
この名前は元素バナジウムの語源となりました。
※ゲルマン民族にとって、フレイヤの日(フライデー=金曜日)は現在でも吉日とみなされ、
沢山の婚礼が行われるそうです。
(※税込価格/送料別途)