![](http://drive.google.com/uc?export=view&id=1FJ8h7kIr53g5JM_7qjchUW-fODGx_MPv)
![](http://drive.google.com/uc?export=view&id=1mjpBg_NrBmpQMlhU_MJeeZCTXbsb2P5o)
![](http://drive.google.com/uc?export=view&id=1AsvaKGfrC7vpZXy6zGcnskfSNob1b89C)
![](http://drive.google.com/uc?export=view&id=1ZmvvFYVF24n8k5hTMXffnWqQWHxAXfM1)
![](http://drive.google.com/uc?export=view&id=1jJq2YR2QKW5bMzVjJjCbdVQQ5mnNMFAR)
![](http://drive.google.com/uc?export=view&id=1KTtetRiAellKepD9P-cKKk8w3IM1om9X)
![](http://drive.google.com/uc?export=view&id=1Feow9NJuU8UBTkquRDw4_8i04b-2N3Ry)
ご覧いただきありがとうございます。
この度の出品は市原長光の太刀(銘:一龍子作)となります。
刀身は誂えの三式軍刀拵に収められています。
市原長光は号を一龍子と称し、よく切れる利刀を打つ昭和初期の名工です。
昭和19年陸軍々刀技術奨励会展にて優れた技量が認められ「指定刀匠の部」に列せられています。
銘としては市原一龍子長光、市原長光、一龍子、長光等が見られます。
1997年、平成の兜割に使用され、見事成功させたのも三式軍刀用につくられた長光の太刀でした。
当時の様子は動画サイトにて現在も閲覧できます。
本刀は出来が良いので研磨しようと、研ぎ師に現物確認と見積もりまで頂いておりました。
しかしながら昨今の社会情勢で生活が苦しくなりつつあるため、価値の分かる方へお譲りします。
以下長文となりますが、最後までお読みの上、ご検討ください。
【登録証について】
登録:福岡県教育委員会
登録番号:第747〇〇(偽装防止のため)
種別:刀
銘文(裏):一龍子作
刃長:64㎝
反り:1.6㎝
目釘穴:2個
元幅:約32.6mm
先幅:約23.7mm
元重:約8.1mm
先重:約6.7mm(うぶ刃残ります)
【刀身について】
鎬造庵棟、生ぶ茎で重ね厚く反り深い豪壮な太刀姿です。
なかごの棟側に刻印があり、目釘穴は2個の三式外装用に打たれた刀身です。
よく摘んだ地鉄で刃紋は直刃調、帽子は丸く返ります。
当方長光の太刀を3口所有しておりますが、出品物だけ大切先となります。
他の長光より迫力があり、気に入っておりました。
刃切れ、しなえ、ふくれ、鍛え割れ、曲がり等大きな欠点はございません。
小さい刃毀れと刃捲れ、蜘蛛の巣状の錆が確認できます。
写真にて解説しておりますので、必ずご確認ください。
【拵について】
鞘は鯉口緩みなく、剥がれや割れもありません。
軍刀特有の駐爪も健全で、しっかりロックかかります。
解除はやや固いですが、鞘側柄側どちらのボタンからでも可能です。
柄は防水と補強を兼ねた漆掛けの一貫巻きです。
多湿な南方戦線でも使用できるよう、セルロイドの鮫皮が採用されています。
鞘への異物混入を防ぐ防塵口金具も健在です。
陸軍尉官用の刀緒も付属します。
【その他】
近年揃いは貴重になりつつある初期型の三式軍刀です。
80年近く経過したお品ですので、経年なりのイタミはございますが、写真の通り全体的には良好です。
兜割ができるほどの強靭さに加え、目釘穴が柄の前後にございますので、居合や試斬等の武用刀としてもおすすめです。
研ぎ師によれば、真面目な作で地刃は冴えて美しく、研磨で無欠点にできるとのことです。
うぶ刃も残るほど刃肉豊かな刀身なので、痩せ細る心配もないと言われました。
ぜひ落札者様の手で蘇らせてやってください。
所有者変更届出書は必要事項記入済みのものを同封いたします。
お手元に到着後、落札者様の住所氏名のみご記入の上、投函して頂けましたらお手続き完了となります。
必ず到着後20日以内に投函するようお願い申し上げます。
【お取引について】
ノークレームノーリターンで、ご落札後12時間以内の初回連絡、24時間以内にお支払い可能な方のみご参加ください。
いたずら防止のため、新規の方、著しく評価の悪い方は入札を取り消させていただきます。
刀剣につき20歳未満の方への販売は行いません。
当方刀剣の専門家ではありません。
分かる範囲でご質問にはお答えしますが、詳細は写真にてご判断ください。
それでは、よろしくお願いいたします。